ガンバ大阪のダワンについて詳しく解説

ダワン ガンバ大阪 未分類

かねてからJ行が噂されていたジュベントゥージのダワンのガンバ大阪への期限付き移籍が発表されました!
どんな選手なのか?さっそく調べてみます!

ダワン ガンバ大阪

プロフィール

まずは下記transfermarktの情報です↓

本名:Dawhan Fran Urano da Purificação Oliveira
生年月日:1996年6月3日
出身地:Aracaju
身長:177cm
ポジション:ボランチ
利き足:右
SNS:インスタ

名前について

まずDawhanという名前についてですが、ブラジルでも珍しいようで
ユース時代にテレビの実況が、正しくはDauánのところDarruánと間違えて発音する事があったそうです。
そこで本人がインタビューで、名前について正しい発音を説明したことがありました。

Dawhanはという名前は祖母に名付けられたんだ。由来はわからないんだけど。他は全てファミリーの名前さ。Franは祖母の苗字、Uranoは母、Purificação Oliveiraは父親のね。

キャリアについて

出身地はブラジル東北部のセルジッペ州のアカラジュですが、キャリアをスタートさせたのはサンパウロにあるフラメンゴ下部組織のようです。

16歳でインテルナシオナルと契約

その翌年コリンチャンスへ移籍しています。
ユース時代から各クラブを転々としていますが、どれも名門クラブですね。

ダワン コリンチャンス時代

コリンチャンス時代のダワン

 

そしてトップチームの試合にデビューしたのは、2017年に移籍したアラゴアス州のCSAでした。
このCSAというチームについて、日本ではあまり馴染みがありませんが、アラゴアス州の超強豪チームです!州リーグでの優勝回数は最多の40回を誇っています。

アラゴアス州 CSA

ちなみに2番目に多いCRBというチームも31回優勝しておりますが、ここはかつて三浦知良が所属していたチームです。カズも1987年にタイトルを獲得しているはずです。
アラゴアス州のリーグは基本的にこの2チームが無双しています。

CSAには2017年~2019年までの3年間所属しており、チームの主力として120試合に出場
下記の輝かしいタイトルを獲得しました↓

・2017年全国選手権セリエC優勝
・2018年アラゴアス州選手権優勝
・2019年アラゴアス州選手権優勝、ベストイレブン選出
・2018年全国選手権セリエB準優勝(セリエA昇格)
特筆すべきは、2017年にセリエC優勝、翌2018年にはセリエB優勝と2年連続で昇格を果たしている事です。ダワン加入後にチームはわずか2年間でカテゴリーを2つも上げたのでした。
2019年はソッコウで再びセリエBへ降格しました。

※ 州リーグだかセリエAだかよくわからない人はこちらをご参考にどうぞ

また余談ですが、CSAでは2018年頃に昔栃木SCでプレーしていた、同じくボランチのユウリとチームメイトでした。ユウリもつい最近Jクラブからオファーがあったようですが、ヴァスコへの移籍が決まったようです。

 

CSAにて全国的に知名度を得たところで、2020年にセリエBのポンチプレッタへレンタル移籍します。2シーズン合計で77試合に出場し6ゴールを記録しました。

更にそこでの活躍が認められ、2021年にとうとうセリエAのジュベントゥージへの電撃移籍を果たします。
セリエC→セリエB→セリエAと着実にステップアップしていっていますね。

ジュベントゥージの入団記者会見では、
試合終盤に置いてメンタルが崩れるという問題の解決策を探していたチームにとって、自分はリーダーシップを取り仲間に鼓舞するタイプだ。ここ13年間で最も重要なフェーズにいるュベントゥージにおいて、責任は重大だが偉大なクラブで仲間たちと共に力を発揮しチームに貢献できると思う
と力強く答えていました。

 

ダワンの保有権について
これまでプレーしていたCSA、ポンチプレッタ、ジュベントゥージのいずれも、ローン移籍での在籍であり、貸出元はどうもサンタ・リタ(Santa Rita)というチームのようです。
CSAに移籍する前に所属していたようですが、そこでの出場記録が確認できませんでした。ダワンもインタビューでサンタ・リタに所属していた事は語らないようです。

記事によると、ジュベントゥージはセリエA残留が決まった直後にダワンを完全移籍させようとサンタ・リタへ買取のオファーをしましたが、本人が海外でのプレーを望んだとの事。
従ってガンバ大阪はダワンの移籍金をこのサンタ・リタへ支払われるものと思われますが、この辺りについてはちょっと闇を感じます。

プレースタイル

ブラジルでは通常ボランチを2枚置く戦術の場合、プリメイロ・ボランチセグンド・ボランチという役割分担があり、前者は相手をマークすることが第一の仕事である守備的なボランチで、後者は逆に攻撃参加してアシストやゴールを狙う攻撃的なボランチを指します。
インタビューにおいては、俺はプリメイロもセグンドもどちらもイケる。また監督から要求があればDFだってやるぜ!と語っています。

確かにプレー集をみると、見事に相手の攻撃をシャットアウトする場面が多くある一方で
チャンスと見るや果敢にドリブルで仕掛けていく場面もよく見られます↓

また176cmと上背も大きくはありませんが、驚異的な身体能力で空中戦でも競り負けしてない印象です。

参考:ダワンのジャンプ力↓

ダワン ジャンプ力

プライベート

奥さんとKauさんと、娘のAliceちゃんの3人家族です。
Aliceちゃんは2020年1月に誕生しました。

ダワン 家族

 

25歳のブラジル人ボランチのダワン
スコットランドのセルティックへ移籍が決まっている井手口の穴を埋める活躍が出来るか?
楽しみです♪

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