フェリペ・ヴィゼウすぐにでも横浜FCを退団したい

横浜FCのFWフェリペ・ヴィゼウさん
なにやら横浜FCに対してご不満のようです。

Oferecido ao Vasco, Felipe Vizeu está em baixa no futebol japonês
というタイトルの記事です。
”ヴァスコからオファー、日本のサッカーでレベルダウンしてる”みたいな感じですかね。
そして出だしの文でもこのように書いてあります。原文を翻訳しますね

フラメンゴ、グレミオ、セアラーでプレーした事のある、横浜FC所属のフェリペ・ヴィゼウのシーズンは期待されているものではなかった。Jクラブでのプレーにおいて、早川監督の采配に不満を持っており、間もなく他のチームへ移籍すると思われる。候補先はヴァスコかもしれない

これは。。。。監督名が名指しで書いてありますね。
さらに記事を読んでみると、この記事を掲載したTorcedores.comのサイトが来シーズンの移籍の候補先をヴァスコである事を突き止めたそう。
現在ヴァスコの監督を務めているゼ・リカルド（Zé Ricardo）という人がいて、実はこの人はフェリペ・ヴィゼウが2016～2017年にフラメンゴに在籍していた時にもそこで指揮を執っていた事がある。つまりお互いによく知る間柄にあり、フェリペ・ヴィゼウがヴァスコのフロントへ要請し、ブラジルサッカー界への復帰を目論んでいる。との事です。

一方でヴァスコ以外にもフェリペ・ヴィゼウの獲得を狙っているクラブがあるようです。
それはシャペコエンセとクルゼイロ
いずれのチームもレンタルでの獲得を検討しているとの事
そしてどうやらフェリペ・ヴィゼウの保有権を持っているのは、イタリアのウディネーゼで、彼らは完全売却をしたいのだとか

よくよく読んでみると、フェリペ・ヴィゼウは2018年にイタリアのウディネーゼへ移籍したのだが、その移籍金はなんと650万ドルだったそう！日本円でいったら7億4000万円くらいか！
そんな高額移籍だったにも関わらず、フェリペはイタリアでセリエAでの出場はわずか5試合に留まっている。そりゃあ早く手放したい気持ちもわかるよね。。。。

さてフェリペ・ヴィゼウの横浜FCとの契約は2022年12月までありますが、横浜FCは違約金として20万ドルを要求しているようです。
ただしヴァスコはフェリペ・ヴィゼウ獲得の為にそんなに大金は投じない方針。代理人とクラブとの話し合いにより円満退団を期待しているとの事。
すぐに出たいフェリペに対し、あちらはそれほど積極的じゃないって事ね。

2016年にフラメンゴで頭角を現したフェリペ・ヴィゼウ
その後、グレミオ、ロシアのグロズヌイ、セアラーと渡り歩き、2021年に横浜FCへ加入。以来フィジカルコンディションの不良による批判が募っていると報道されている。今シーズンは13試合中先発出場したのは4試合のみ。482分の出場時間のうち記録したゴールは2ゴールのみ
最後に出場したのは12月4日に行われた第38節のコンサドーレ札幌戦で、試合は0-1で敗れている

12月30日　更新

ヴァスコとの交渉は決裂し、その後グレミオとも接触しているとの報道が出ましたが
結局は横浜FCとの契約更新を発表し残留が決まりました。