以前vamosaobrasilのブログで東城利哉(とうじょうとしや)という選手を紹介したことがあります。
あまり知られていませんが、ブラジルでひっそりとプレーしている日本人です。
川崎フロンターレU-18出身で、当時はフリブルゲンセ(Friburguense)という、州1部/全国4部のチームに所属しておりました。
それが2012年の11月の事でしたが
なんと、先週ブラジルのニュースに東城利哉選手が取り上げられているのを見つけました!
いやーあれから7年ちかく経って、まだブラジルでプレーしてただなんて。。。。
東城利哉選手参考動画↓
当時はブラジルへきたばかりでしたが、今ではかなり流暢にポルトガル語を話すと記事では紹介されています。
東城利哉 経歴
男3人兄弟の真ん中として誕生
9歳でサッカーを始める
10歳で初めてスペインで海外サッカー留学を経験
12歳の時にブラジルにも3週間だけ滞在
川崎フロンターレのユースでプレー
しかし高校卒業後はJリーグから声がかからず、チャンスを求めブラジルへ渡る
ある日東城のプレーが岡崎ツネイの目にとまる
岡崎ツネイは9、0年代に横浜マリノスでプレーしていた日系ブラジル人で帰国後は選手の代理人の仕事をしていた
そこでフリブルゲンセのチームを紹介してもらう
始めは練習生として参加するが、3カ月後見事にプロ契約を勝ち取る
WIKIによると、その後は
2012年-2014年 フリブルゲンセAC
↓
2014年 アヴァイFC (期限付き移籍)
↓
2015年-2018年 アヴァイFC
↓
2018年 インテル・ジ・ラージス (期限付き移籍)
↓
2019年- ポルトゲーザ
となっておりますが、どうやら現在は再び古巣のフリブルゲンセでプレーしているようです。
東城利哉がなぜチームのヒーローになったのか?という
なんとリオデジャネイロ州選手権2部の決勝の試合で2ゴールを決めチームの優勝に大きく貢献したのです!
決勝フリブルゲンセVSアメリカの試合はホーム&アウェイで行われました。
ホームで行われた1stレグは1-1で引き分け
東城選手が先制ゴールを決めました↓
そして2-1で勝利したアウェイの2ndレグで東城選手は貴重な追加点を決めました↓
この時にサポーターは
Aaaah, Toshiya é melhor que Neymar!
アアアー、トシヤはネイマールよりいいぞ!
と合唱したそうです
これに対し
ネイマールは世界最高の選手の一人だね。サポーターの声援はとても嬉しいよ
とインタビューで答えました。
東城選手は通算リーグ6ゴールでチーム内得点ランキング2位だそうです。
これによりフリブルゲンセはなんと州1部昇格への挑戦権を得ます。
フリブルゲンセ、America、Macaé、Americano、Portuguesa、Nova Iguaçuの6チームで争い、うち1部へ昇格できるのは2チームのみだそうです。
もし昇格したらフラメンゴ、フルミネンセ、ヴァスコ、ボタフォゴらと同じ土俵で戦うことになる。スゴ過ぎる!
現在26歳ですが、Jリーグに来たりしないでしょうか?
ちなみにWIKIによると、東城選手の弟の東城翔也選手もかつてフリブルゲンセに所属、現在はポルトガルのマリティモでプレーしているようです。
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