10月21日にマウリシオがMERCADO DO FUTEBOLというブラジルのサイトのインタビューを受けたようです。
マウリシオがインスタのストーリーにアップしていたので知りました。
浦和レッズの事も語られていたのでインタビュー内容全部翻訳しましたが、
ユーロ国籍取得の手続き中という気になる事実が語られていたので紹介したいと思います。
浦和レッズに所属するDFマウリシオ選手がMFのサイトのインタビューに応えてくれました
マウリシオ・カルヴァーリョ・アントニオ・ナシード。1992年2月6日サンパウロ出身。サンパウロの下部組織で頭角を現す。サンパウロのAudax、ポルトガルのポルティモエネンセを経て今は日本の浦和レッズでプレー。ポジショニングに優れ、安定感のあるセンターバックとして知られる。
サッカー以外に好きなスポーツは? フットバレー
音楽は国内?それとも海外のを聴く? 国内
旅行するなら? ヨーロッパ
心に残っている瞬間は? 2017年クラブワールドカップで2ゴールしたこと
最も誇れることは? 父親であること
最も後悔していることは? ユース時代に十分に練習を積まなかったこと
好きな映画を1つ? 幸せのちから
好きな音楽を1つ? Danielの”Pra ser Feliz”
好きな食べ物は? フェイジャオンご飯とソーセージ
甘いものと塩辛いものはどちらが好き? 甘いもの
質問1
サンパウロの下部組織で注目をされましたが、残念ながらトップチームに昇格することはできませんでした。あなた自身その要因はなんだと思いますか?いつかサンパウロにプロのサッカー選手となって戻ることは夢みていますか?サンパウロの現状をどうみますか?(Cuca監督からFernando Diniz監督に替わったことについて)チームにおいてのあなたの見解を教えてもらえますか?
アンサー1
サンパウロ時代は全力を尽くしたよ。あの時の事はとても心に残っている。当時のチームにはルーカス(トットナム)やカゼミーロ(レアル)や他の選手らがいて優勝できたからね。彼らがトップチームに昇格した時、私はチームからもう少し待ってくれと言われたんだ。ディフェンダーの選手にはよくあることなのかな。しかし私はよりチャンスのあるチームでプレーしたかった。いくつかオファーが出始めて、ここでチャレンジした方がいいと判断したんだ。サンパウロへの復帰について、あんな偉大なチームに戻りたくないと思う選手がいると思うかい?もしオファーをもらって、チームにもプラスになるようであればすぐにでもプレーできるんだけどね。今はチームの建て直しを図っていて、当時と状況が違う事もわかっている。ただこのクラブには良い思い出があって、選手として、人間としてとても成長できた場所なんだ。
質問2
Osasco Audax、Penapolense、Pelotas-RS、Juventusを経て、あなたのキャリアの始めをこれらのチームで過ごした事をどう評価しますか?われわれに語る事のできる何か特別なエピソードはありますか?それぞれのチームのサポーターや組織をどう見ますか?サンパウロを出てプレーしたことについてはどうでしたか?また同じ選択をすると思いますか?これらのチームで最もセリエCに近いチームはどこだと思いますか?またその理由はなんですか?
アンサー2
キャリアの中でプレーしてきたチーム全てが今の自分の土台となっている。チームメイトと相部屋の宿舎で生活する中で多くのことを学んだ。もし向上心のある選手であれば、このような状況は多くの学びを吸収することができる。当時からかなり年月が経った今、チームはガラリと変わってしまっているので、どのチームがセリエCに近いかは言うことができない。最近サンパウロ州選手権の決勝に進出したAudaxは、名門の威厳を取り戻すことは難しいだろうね。切実な運営とクラブへの関心が必要だよ。
質問3
ポルトガルではポルティモネンセ、ポルトB、マリティモでプレーしました。ポルトガル国籍は取ろうと考えましたか?ポルトガル代表になろうと考えたことは?ユーロの国籍があれば数年間は欧州諸国へ戻りやすくなりますよね?これらのチームへ移籍したことについての見解は?どのようにしてポルトのようなビッグクラブのBチームへの移籍のチャンスを得たのですか?あなたにとって最高の時期はポルティモネンセ時代ですか?マリティモ時代ですか?
アンサー3
ユーロ国籍は今申請中なんだ。まもなく終わると思う。もしパスポートがあれば欧州のクラブではプレーしやすくなるだろうね。外国人枠を使う必要がなくなるから、クラブにしたら契約を決め易くなるんだ。ただヨーロッパへの移籍は考えていない。今は浦和でプレーしていて、私の家族はとても馴染んでいるし、常に大戦を味わえるチームだからさ。ポルトガル代表でプレーすることについては、可能性を捨てることはない。もちろんブラジルでプレーしたい気持ちもある。ネイマール、コウチーニョ、カゼミーロ、アリソンらと共にU17の南米選手権で優勝した。彼らと同じ世代なんだ。なのでブラジルでプレーしたいとも思うんだよ。ポルトガルにいた時代はとても素晴らしいものだった。ポルティモネンセへ移籍し、1部昇格へ貢献することができた。その後ポルトへ移籍し2部優勝をすることができた。Bチームが優勝するということは前代未聞で、ヨーロッパでもレアルカスティージャが一度だけ成し遂げた事があるだけなんだ。しかしポルトのトップチームとトレーニングをしていた時、1部でも通用すると感じた。ポルトではそのチャンスはなかったが、マリティモからオファーを貰ったんだ。自分の可能性を信じその場で決断したよ。強力なチームをつくりリーグを迎え、歴代最強のチームと呼ばれるようになったんだ。私自身もリーグ最優秀ディフェンダーに選ばれ、これによりキャリアの可能性が広がった。ポルトガル時代は人生でとても印象に残っている。
質問4
現在は浦和レッズでプレーしております。スルガ銀行チャンピオンシップやACL優勝を果たしました。これらの経験がどのようなものだったか教えてもらえますか?クラブワールドカップのWAC(モロッコ)戦でゴールを決めた時の気持ちを教えてください。その次の試合のアルジャジーラ戦で起用されなかったのは何故ですか?もし出場していたら違う結果になっていたと思いますか?今シーズンの見通しについてはどうですか?
アンサー4
日本は2年間で3つもタイトルを獲った。スルガチャンピオンシップは移籍したばかりの最初の月だった。ACL優勝はその後。そして最後に天皇杯優勝。私はピッチに入る時は、常に勝利の為にプレーする。私の喜びはタイトルの獲得なんだ。なのでタイトルを獲得した時は、やり残した感は存在しないんだ。ACLで優勝したあとに、やる気満々でクラブワールドカップを迎えた。実は直前の試合は筋肉の痛みがありプレーしていないんだよ。温存されていたんだ。しかし驚いたよ、カサブランカ戦では出場させてもらって2ゴール決める事ができたんだ。そのうち1つの、エリア外から打ったゴールは大会で最も美しいゴールの一つとなった。結局この大会で、私はクリスティアーノ・ロナウドと並んで大会得点王となった。彼のような偉大な選手と大会記録を並べることができて満足だね。今期はわれわれは再びACLのタイトルにフォーカスしている。いま準決勝にいるが、浦和の名と伝統を以ってタイトルを獲りに行く。いつも難しい試合だが、疲れを知らない(いつも応援してくれる)サポーターの為にタイトルを獲って年を終えたいんだ
質問5
Mercado do Futebolの筆者と読者へメッセージをお願いします。
アンサー5
このような読者がいつもチームの素顔が読み取れる、真剣で素晴らしい仕事を続けてください。インタビューの機会をありがとうございました。よろしくお願いします。
というような内容でした。
ユーロ国籍を取得に向けて動いている。しかももうすぐ取れそうだとのことです。
確かに最近のマウリシオはレッズでもスタメン起用されることが少なくなってきましたが、もしもの事を考えて欧州移籍という保険をかけているのでしょうか。
あるいは実は水面下で他クラブと交渉が進められているとか。
インタビューではいつも”浦和最高のチーム”と言ってくれてますが、国籍とったらどっか行っちゃう可能性はおおいにあります。
お金の為に余裕で国籍とか捨てちゃう人たちですから。
ACL期待してます!
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