以前紹介したブラジルの至宝、エンドリッキくん
パルメイラスとどえらい契約を交わしたようです。
パルメイラスは23日(火)にエンドリッキと初のプロ契約を結んだことを発表しました。
えっ?初?
そう。ブラジルでは選手は16歳からプロ契約を結ぶ事ができる、と法律で定められているのです。
契約の発効時期は7/21日から。つまりエンドリッキくんの誕生日からとなります。
契約内容について紹介します。
まず契約期間は3年間
パルメイラスがエンドリッキくんの保有権70%を保持し、残り30%はエンドリッキくんの家族が保持する事になるそう。
続いて違約金についてです。
もし海外のクラブへ移籍した場合、4000万~6000万ユーロ、もしくは2億700万~3億1000万レアルが課せられるそうです。日本円にすると50億~80億円ちょっとくらいですかね。
ちなみにこれまでに、バルセロナ、レアルマドリード、パリSG、マンチェスターシティ、などの欧州の強豪クラブがエンドリッキくん獲得を狙っていたと報じられていました。
違約金大きさもさることながら、給料についても破格の条件が提示された模様です。
初年度については月に9万レアル、2年目は10万レアル、3年目は12万レアルを支払うという内容だそうです。
日本円になおすと、現時点での為替は1レアル=26円なので、238万円、260万円、310万円程度という事になります。
月収ですよ。月収!16歳ですよ。16歳!
移籍した際の罰金の話に戻りますが、ブラジル国内クラブへの移籍となった場合、給料に2000倍をかけた数字の違約金が発生するそうです。またもしも契約初年度にそれが起こった場合は、そのチームはパルメイラスに対して1億8000万レアル(約47億円)のデポジットを預ける必要があるとの事。
現状で実質上記を実効するクラブはブラジルで皆無でしょう。
つまりパルメイラスは絶対に放出させない契約を結んだということですね。
という訳でこの夏にも欧州へ移籍すると思われていたブラジルの至宝エンドリッキでしたが、一旦ブラジルに留まる事が決まりました。
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