昨年9月ミランへの復帰した少し後で、プロサッカー選手としてのキャリアを終了しようと考えていたことを本人が明かしました
2013年9月、元ブラジル代表のカカーはスペインのレアルマドリードからイタリアのミランへ復帰した。しかしその直後のトリノ戦で左太ももの筋肉を痛めて戦線離脱。レアルで不遇の時を過ごした後の初のシーズンであった。そこでカカはなんと引退を考えていたと言う
ケガをした時言ったんだ。”まだサッカーをしたいのかしたくないのかわからない”ワールドカップに出る為のあらゆる準備はしていたさ。そこで最初の試合でケガをしてしまった。そこで僕は言ったんだ。”ああ、もうダメだ”
とブラジルのグロボ局のインタビューに答えた
しかしカカはすぐに思い直し現役を続行。しかしケガにより戦線離脱している間の給料の受け取りを拒否した。
Adriano Galliani(ミランの会長)に電話をして給料は受け取りたくないと言ったんだ。まるでこの移籍が、僕は居心地の良い所へやってきて何もせずにくつろいでいるように見えてしまいそうだったからね。そこから今までリハビリを開始して、もう今は万全さ。
カカはミランでかつての輝きを取り戻したかに見えたが、そのパフォーマンスは全盛期の70%~75%程度であることは否めない。それでも自国開催のワールドカップ出場をあきらめない!例えベンチ要員だとしても
ブラジル代表のフェリペ・スコラーリ監督は、カカのプレーを観察しており、代表入りの可能性を示唆する発言もしている
主力として選出されないことは気にしていない。2002年はたった30分の出場だった。まだ20歳と若かったけれどね。わずか30分だろうが40分だろうが、もしくは試合に出れない虚しさ、なんの変わりもない。そんなことよりもチームの大切さの方がはるかに大きいということを学んだ。きっとワールドカップでそういう虚しさを感じることはチャンピオンのチームにはなれない。僕はレアルで3年間ベンチにいたことで何も問題はなかったんだ。
レアルでの5年間。それはカカーのキャリアの中で最も難しい時期だったかもしれない。2009年、世界最高峰の選手として移籍金6500万ユーロで契約したが、チームにフィットしたことは一度もなく、2003年~2008年の間にミランで見せていたプレーとは程遠かった。
レアル時代の苦しい状況はカカー自身も認めている
ムシャクシャして家に帰っていたが、子供たちがプレーやトレーニングを続けるモチベーションになっていた。しかし一番大変な時期だった。練習に行く気が全くおきなかったんだ。やる気ゼロさ。これが僕のレアルでの状況さ。
思い通りのプレーができない時のフラストレーションはえげつない!それはすごくわかる
パーフェクトガイだと思っていたカカーもやはり一人の人間だったのですね
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カカ “レアルではやる気がなかった。去年は引退を考えていた” http://t.co/Ts8rjY9utN